ダラバ観光2/2　総督の別荘・ミリアムマケバ氏自宅

２０２０年１～２月にかけてリベリア・シエラレオネ・ギニアを１３日間旅行しました。

年３回の海外旅行がなくなり、次の旅行まで旅行記を書き上げなくちゃというモチベーションがなくなってしまっていましたが、GWからアップしはじめました。

 

今回は総督の別荘、黒人歌手・政治運動指導者まりあんまけんばミリアム・マケバさんの自宅を紹介します｡

 

総督の別荘に来ました。とても広く、ここから景色もいい大邸宅です。

 

 

 

 

日当たりもよく、日光で部屋はとても綺麗です

 

ダイニングとラウンジです。

 

ここは水洗トイレがあったようです。

 

デザインはこちらフラニ族の模様です。

 

 

 

陽がはいるところで綺麗でした

 

 

 

 

1960年代、ルーマニアから贈られた鉄製の白馬（白馬はマリンケ族のシンボル）

 

 

ミリアム・マケバの自宅です。

“ママ・アフリカ”の愛称で親しまれた、アフリカを代表する女性歌手マケバは、代表曲「パタパタ」で知られ、1996年にはアフリカ出身の歌手として初のグラミー賞を受賞しました。

反アパルトヘイトの映画に出演したことから政府より市民権をはく奪され、国を追い出された後は、ギニアで活動しました。

 

ガーナ初代大統領”クワメ・エンクルマ”やギニア初代大統領”セク・トゥーレ”に会い
、反アパルトヘイトを訴えました。

マケバはこのダラバの風土やフラニ族との暮らしが気に入り、定住し、アパルトヘイト（人種隔離政策）が終わり、黒人初大統領となったマンデラが南アフリカでの生活を保障すると説得しましたが、45年住んだこの地を離れることがなく、生涯を閉じました。

 

今回はそのマケバの自宅を訪れました。

このような偉人ですが、ギニアはここを保護してません。

資源がたくさん産出してるのに、保護しないなんてなんていう国だと思ってしまう

 

 

この絵はキューバの英雄”チェ・ゲバラ”はこの家に訪れ、ゲバラが贈った絵画です。

 

 

 

 

 

Stokely Carmichael（ストークリー・カーマイケル）のFREE HUEY(フリーヒューイ)のレコードがありました。彼はマケバの夫です。

彼はトリニダード・トバゴで生まれ、11歳でアメリカに移住しました。

1960年から反人種差別(黒人差別)を訴える学生運動を起こり、1966年に学生非暴力調整委員会（Student Non-violent Coordinating Committee：SNCC）第3代目議長になりました。

同年6月に「ブラック・パワー」を提唱し、ブラックパンサー党の主席になりましたが、思想の不一致で離党しました。

1969年にアメリカを離れて妻である歌手ミリアム・マケバとギニアに移住しました。その際に名前を「クワメ・ツレ」に改名し、1998年にギニアの首都であるコナクリで死去しました。

 

次回は首都コナクリへの移動中にあるマムーのモスクを紹介します｡

 

■この旅行の記事一覧は次からご覧ください。

『リベリア・シエラレオネ・ギニア旅行 記事一覧』２０２０年１～２月にかけてリベリア・シエラレオネ・ギニアを１３日間旅行しました。 記事一覧をまとめした。 ①全体の行程編『リベリア・シエラレオネ・ギニア旅行～…ameblo.jp

 

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