- 今回は、キリマンジャロに登頂成功した経験をもとに、登山初心者でもキリマンジャロに登頂に失敗しない情報、登頂ガイドについて書きます。
初心者だけでなく、ベテラン登山者(国内)にも参考になるように心がけてみました。
キリマンジャロ登頂に失敗しない条件は以下の4つと思います。
登山経験はほとんど関係なく、下記が満たされてるかどうかだと思います。
1.高山病にかかりにくい体質か?
2.高山病にかからないように対策してるか?
3.十分な体力があるか?
4.登山の装備は十分か?
これを見ますと、登頂成功するかどうかは行く前にほぼ決まっているって思われませんか?
大事なのは、事前チェックと事前準備と思います。
やはり、少なからず不安がありましたが、上記の条件の仮説を立て、キリマンジャロ現地でその仮説に検証してきました。
その結果、その仮説は正しいことを確認できました。
次にその条件について、詳細に説明していきます。
1.高山病にかかりにくい体質か?
まずは高所にいってみましょう!
高所として、国内だけでは、富士山どまりで、ベテラン登山者でもキリマンジャロ登頂は厳しいです。
では登頂率をあげるには・・・
おすすめなのは、いきなり高所にいってみることです。
オススメがボリビア旅行!
高所を試すと同時に今、秘境で最も人気といえる「ウユニ塩湖」(天空の鏡として有名)をはじめ、世界遺産「ティワナク遺跡」(インカ)、チチカカ湖(標高3810m)を楽しめます。
ところで、入国するラパス空港はなんと標高4100mで、いきなり富士山より高いです。
これで、高所の適応性がみれると思います。
ここで少し早歩きで、高山病にかかったら、キリマンジャロ登頂は難しいと思います。
なぜ登山でなく、旅行かといいますと、登山では徐々に高さになれますので、それほど大きなストレステストにならないからです。
他のおすすめの旅行先はチベットです。
チベットは独自の文化があり、興味深いところですが、近年、漢民族化が急激にすすんでますので、早く旅行されるといいと思います。
チベットには、チャムド・バンタ空港(4334m)、ガリ空港(4270m)と世界で1位、3位までの高さの空港があります。
ちなみに世界2位は中国 四川省のダルツェムド空港(4280m)です。
あと、試す方法として、常圧の低酸素があります。
僕は試してませんが、ご参考までに。
http://www.snowdolphins.com/hypoxia/pg89.html
http://www.amuse-travel.co.jp/teisanso/teisanso.htm
2.高山病にかからないように対策してるか?
一般的に次のような対策がいわれています。
(1)ゆっくりと呼吸し、できるだけ深呼吸を多くする。
(2)ポレポレで歩く。(スワヒリ語で「ゆっくり」)
(3)水分を多くとる。1.5~2リットル/日程度。
(4)飴などで糖分をとる。
(5)食べすぎは禁物、平素の6~7分程度にする。(胃腸の運動量を低下させる。)
(6)飲酒、喫煙を控える。
(7)高山病の予防薬として「アセタゾラミド別名ダイアモックス」を服用する。
今回の経験で重要と思ったのは、(1)、(5)です。
なぜ、(1)、(5)を次に説明します。
(1)ゆっくりと呼吸し、できるだけ深呼吸を多くする。
今回、登頂失敗した人は息があらく、深い呼吸をしていなかったです。
私はヨガをしていて、腹式呼吸がうまくできます。
でも、腹式呼吸をできていると思っている人でもうまくできていないことが多いように思います。
そこで、(1)の対策を万全にするために、ヨガのDVDを購入し、腹式呼吸をマスターすると、登頂成功確率が格段に向上すると思います。
参考DVD:
70分DVD付き 体の中からキレイになる 龍村修のヨガ教室/龍村 修
(5)食べすぎは禁物、平素の6~7分程度にする。
(胃腸の運動量を低下させる。)
これは私の失敗からです。
というのも、同行していただいてコックさんのお食事がおいしくて、食べすぎ状態でした。
ギルマンズピークへの道中で、高山病の症状である吐き気が現れ、吐いてしまったのです。
最初、我慢してたのですが、気分が優れず、吐いたら、スッキリして、吐き気はなくなりました。
すぐに吐き気が消えたことから、食べすぎが問題だったように思います。
あと、吐き気があるときはすぐに吐いた方がよいように思います。
また、自力登頂した4名のうち、もう一人の方も道中よく食べていて、ギルマンズピークをすぎたあたりから、吐き気があったとのことで、食べすぎには十分、注意した方がいいかと思います。
【その他】
あと、アタック時、次の商品を利用しました。
これがよかったかは定量的にはわからないですが、効果はあると思います。
ブリーズライトは、鼻に貼るだけで、鼻の通気率が最大31%アップして、呼吸がラクになります。
よく言われる(有名な)対策ではないですが、念のため、つけておくのもいいかも。
ツアーでは僕だけつけていましたが・・・(笑)
【参考】
- ブリーズライト 透明 ラージ 10枚
- ¥539
上記の条件で補足説明しておきます。
(4)飴などで糖分をとる。
このおすすめはザバスエナジーアップタブ 150粒 SAVAS(ザバス)です。
すばやいエネルギー補給ができ、エネルギー交換に必要なビタミン B1 とクエン酸を配合しているからです。
知人の管理栄養士から教えてもらいました。
(7)高山病の予防薬として「アセタゾラミド別名ダイアモックス」を服用する。
これは人によると思います。
私は一切服用していないですが、自力登頂した4名のうち、2名は服用していたようです。
予防として服用されて、体調が悪くなることがありますので、予防として服用されるのはおすすめはできないです。
3.十分な体力があるか?
これは日頃から運動・徒歩・階段利用習慣があるかが大きく左右すると思います。
私の場合、毎日、徒歩50分(通勤時)して、基本的にエレベーター、エスカレーターは使わないようにしてます。
たとえ、以前の職場が7階でも階段を利用していました。
また、往復10km未満では歩くようにしています。
しかし、日頃からの運動習慣は全くないですが(笑)
登山ですので、日頃から階段を利用して、足を上げる筋肉を鍛えておくことをオススメします。
日頃から、徒歩習慣、階段利用習慣がある人は登山経験がなくても、登頂に必要な体力があるように思います。
4.登山の装備は十分か?
ここは、初心者の方のための情報です。
特に重要なものは、雨具、ダウンジャケット、靴、ストックだと思います。
晴天であればいいのですが、雨天の場合、十分な雨対策がないと登頂は困難になると思います。
オススメ装備
基本的な装備はモンベルがおすすめです。
モンベルは品質が良い割に安いからです。
■雨具
モンベル ストームクルーザー ジャケット・パンツ(上下)
高価ですが、防水性が高く、防寒にも利用できます。
1128259 モンベル montbellストームクルーザー パンツ Men’s SHAD:シャドウ
- ¥11,800
■ダウンジャケット
モンベル U.L.ダウンジャケット
モンベル montbell – 【smtb-m】 U.L.ダウンジャケットMen’s ハニー …
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■登山靴
下記におすすめ登山靴を紹介しています。
http://ameblo.jp/la-luna-sarah/entry-11202428917.html
■ストック
BlackDiamond トレイル・コンパクト(8400円)
LEKIのストックはいいのですが高いのです。
これはコンパクトでコストパフォーマンスが高いです。
※今回、8名がストックを使用していましたが、3名もこれを所有していました。
ブラックダイヤモンド-BLACKDIAMOND トレイルコンパクト
- ¥8,400
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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