２０２３年３月１８日クボタスピアーズvsキヤノンイーグルスの試合レビューをしてみましたので、共有いたします。
録画・オンデマンドでの観戦の方に参考にしていただけたら幸いです。
一部の写真を共有します。雨のため、写真撮影は少ないです。
★スピアーズ11番 木田選手のジャンプ、すごいです。未来の日本代表！
★世界ベスト15マルコム・マークス選手
※世界のベスト１５はリーグワンに４名もいます！リーグワンが世界に認めれたということです。
他に７番三重ヒート：パブロ・マテラ
11番ワイルドナイツ：マリカ・コロインペテ
12番ワイルドナイツ：ダミアン・デアリエンディ
★イノケ・ブルア選手
★エスピーマレー選手
★前半スタート
橙：スピアーズ 青：イーグルス
7:07 青9番
橙の選手間を狙っていて、キャッチまで時間がかかっています。雨でなければもっといいキックになっています。
デクラークは雨の中、他の選手より早くでてきて、キックばかり練習していました。デクラークは素早い動きが注目されていますが、キックもとても素晴らしいです。
青９番：座布団１枚
7:20 青11番
タッチに橙15番を引きずりだしています。雨ならでは、なかなか見られないナイスです！
この20秒だけで、雨の悪さ、良さがでているいい場面です。
青11番：座布団１枚
11:01 橙10番
橙ボール味方陣35mのラインアウト
橙10番が青のデフェンスを整える前に（アンストラクチャー）から飛び出して、キック。青9番の戻りが早いがミスがでて（雨でなければファインプレーになったとも思います）、橙ボールで55ｍゲイン！すばらしい！
橙１０番：座布団２枚
13:05 橙15番
青のギャップを攻めるいいラン。さらに態勢がくずれても早い起き上がりでゲイン。
橙15番：座布団１枚
14:10 スクラム
青がスクラムの強い橙に勝つ
世界ベスト１５の橙２番が負けている感があるので青２と３番がうまく対応しています。
青２番座布団１枚
青３番座布団１枚
15:50 橙10番
味方陣30m橙から10番タッチキック48mゲイン
橙10番座布団１枚
20:30 青10番
ナイスタッチキック
以下の記事で書いているタッチラインとの近くでの落下、素晴らしい！
青１０番座布団１枚
22:55 橙10番
ノックオン、雨で仕方ないが自陣５mのため、座布団-1枚
23:30 橙２番
ノットリリーズザボールをとる、トライまで２ｍでなんとか防ぎました。
橙２番：座布団１枚
28:20 橙10番
タッチキックは素晴らしかったが、青選手のプレッシャーがたりず、橙10番が自分で外から中にいれて自分でとるという一人だけのクイックスタート！センスが抜群です。
橙１０番：座布団１枚
28:45 両チーム
タッチをでて、青１５番がクイックで中にいれ、この短い時間にクイックが濃縮されていて、テンポのいい試合の時間です。
29:05 橙11番
ノックオン 雨のため、落球した感じです。
雨になるとミスが増えるのは仕方ないですね。
33:27～42 橙４番など
ランでなかなか倒れずいいゲインをしています
35:08 青11番
デッドラインを超えてしまうキック
雨とはいえ、痛いミス
青11番座布団ー１枚
37:35 橙ボール、ラインアウト
橙のドライブングモールが素晴らしく、そのままトライ！
これが決められると勝率がかなり高くなります。
橙の勝利が見えてきた一面です。
橙FW陣：座布団１枚
■前半終了 橙５ー青０
■前半のデータ 橙／青
ボールキャリー：116／45
ラインブレイク：15／5
タックルミス：16％／26％
ターンオ－バー：1／4
■前半のコメント
橙の攻撃が完全に優勢だが、青はミスタックルが多いものの、ターンオーバーで５点差で終わっています。
青がうまく対応しているって感じです。
雨ですので、攻撃チームのミスが多くなるため、青はハーフタイムで、タックルミスを少なく、モール対策がうまくできれば勝利が見えてきます。
橙はバーナードフォーリーのキックがいいため、これを使って相手陣で戦いつづけ、相手のミスを待つ、そしてラインアウトからドライビングモールに持ち込む、これが「勝利の方程式」と思います。
■座布団枚数 橙６枚 青４枚
橙
２番：１枚
１０番：３枚
１５番：１枚
FW陣に座布団：１枚
青
２番：１枚
３番：１枚
９番：１枚
１０番：１枚
★後半スタート
41:00 橙15番
キックでデッドラインを超えてしまう
これも雨の影響。このチャンスを青がつかめるか？
橙15番座布団ー１枚
45:00 青11番
敵空中での接触 イエローカード
これはあたるのはかなり早すぎます。
仕方ないレベルではないと思います。
青座布団－１枚
45:47 橙ラインアウト
橙2番のラン能力を活かしたスペシャルプレーで43mゲイン。
青は橙2番のマークがあまりできていなかったです。
46:05 橙10番
キックパスのミスで青は救われる
47:11 青10番 青7番
青10番のキック精度と青7番のスピード・タックル能力を活かしたサインプレー。青の強みを活かしたとてもよかったです！
タックルが12・13番ではなく、7番フランカーというところにキヤノンの面白さがあります。
青7番座布団１枚
48:25 青FW
橙のモールからボール奪い、青7番がキャッチ。
青の何番がボールに落とさせたのかわかりませんでした。
橙のチャンスをつむナイスプレー
48:40 青のキック
青は雨によるキックミスが多いです。
軸足が動いていますので、雨でのキック練習ができていないようです。
49:50 青７番
今日、いいプレーが多い7番が負傷のような途中交代。
イエローで一人少ない状況で7番交代は厳しい。
50:05 橙のラインアウト
またスローインからすぐに橙２番にボールがわたり、ロングゲイン。
二度も同じプレーでロングゲインはよくない。
それも世界ベスト15をマークしていないのはディフェンスが甘いです。
50:53 青ラインアウト
青がキャッチしたが、味方にあたり、ボールを落とし、橙4番がトライ。
青のボールロストは仕方ないが、この前の橙2番のロングゲインを２度目のゲインを許したのがトライされた原因。
ラインアウトからのディフェンスが青の課題です。
55:10 青10番
50:22を狙ったキック。雨でなければ決まったかもと思えるナイスチャレンジでした。
55:34 橙14番 22番
チームの日本代表でもあるトライゲッター14番を使ったいいプレーで、50mほどのロングゲインです。
橙22番のナイスパス。
橙22番：座布団１枚
56:57 青のラインアイト
青がキャッチできるがモールで橙に力負け。
橙FW差布団１枚
57:17 橙８番
青はモール押された後、青9番からのパスで自陣5mあたりで青がキャッチするが、橙8番に押し込まれ、キャリーバック（自陣でのインゴ－ルでグランディング、敵がグランディングするとトライです）
57:56 青9番 青23番
青9番交代。デクラークがいる間に得点できなかったのは痛い。
青のエースの一人、マレー投入。
ここで流れが変えられるか？
59:30 青
自陣5mの難局を橙の押し返す。青の気合がうかがえます。
63;15 橙12番
50:22キック。しかも5mラインからの橙ボールのラインアウト。
12番でこのキックは素晴らしい。10番でもなかなか難しいです。
橙12番：座布団１枚
64:18 青11番
30ｍのロングゲイン。ナイスラン！
65:58 橙4番
青のラインアウトでの反則から、橙はフリーキックを選択。
橙10番のパントキックから青11番がキャッチするが、橙4番の早い抱え込みでボールを出せず、反則。
橙4番の長身、スピード、パワーを活かしたサインプレーか。
素晴らしいです。
橙4番：座布団１枚
70:30 青11番 23番
自陣22mでのフリ－キック
タッチキックは青11番でサインプレーと思われる。
しかし23番のミスキック。
青はサインプレーが決まらない・・・
71:04 青11番
フェアキャッチ後、弾道がひくく、敵にあたり、ミスキック。
さらに自陣22mから相手ボール。
このミスはいたい。
76:03 青FW
敵陣5mラインからのラインアウトからモールをくんでトライ
橙のトライと同じトライで仕返し。
しかし、時間切れ、もっと早くでしたかったナイスプレー。
青FW：座布団１枚
■結果 スピアーズ１５ーイーグルス５
■表彰
・マンオブザマッチ：スピアーズ４番ルアン・ボタ
・MVP
イーグルス ４番コリー・ヒル
スピアーズ ６番青木
筆者の表彰
・マンオブザマッチ：スピアーズ１０番バーナード・フォーリー
※10番はよくもらうポジションなので、座布団1枚のプレーは他に比べてもよかったので、リアン・ボタでよかったと思います笑
・MVP
イーグルス ７番嶋田
スピアーズ 12番立川
※筆者は、立川選手の50:22は素晴らしかったです。
100CAPのお祝いもあります笑
■座布団枚数
橙 １０枚
２番：１枚
４番；１枚
１０番：３枚
１２番：１枚
２０番；１枚
２２番：1枚
FW陣：２枚
青 ５枚
２番：１枚
３番：１枚
７番：１枚
９番：１枚
１０番：１枚
ＦＷ陣：１枚
イエローカード：ー１枚
■スピアーズの勝因
・バーナード・フォーリーのキック・ランが素晴らしかった！
彼の調子が悪ければかなりの接戦になっていたように思います。
・セットプレーからのサインプレーが決まっている。
雨でも実行力が優れている。
・FWの圧力がイーグルスより上回っていた。
■キヤノンの敗因
・アンストラクチャー（ディフェンスラインができていない）で、マークができておらず、ここの修正が課題と思います。
特に、世界ベスト１５マルコム・マークスのマークが甘かった。
・一度やられたプレーをもう一度されて、同じ失敗を繰り返してしまった。試合中でも大きな問題は対策が必要と思います。
・雨を味方にできなかった。雨でのロングキックミスが多い。練習できていない？（田村選手は少なかったです）
■試合結果
https://league-one.jp/match/24043/print
今回の記事はいかがだったでしょうか。
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【筆者の過去の経験談】
過去、スカパ－より安い”J SPORTSオンデマンド”に契約変更しました。しかし、オンデマンドでは、もう一度シーンを確認しようとすると30秒バックしかできず、巻き戻しもできないため、プレーを確認しながらの観戦はタイムロスが多いです。
ラグビーをよく理解するには、リプレーが必須ですので、スカパーでの観戦をおすすめします。
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