今回から、奴隷貿易が世界に与えた影響のそれぞれの詳細について話したいと思います。
まずは、1.グローバル化(グローバリゼーション)、世界の一体化についてです。
中世の地中海、バルト海地域を中心としていたヨーロッパ経済は、ポルトガルによる奴隷貿易(金もあり)でアフリカに広がり、イギリスによって南北アメリカも含めた三角貿易が発展し、大西洋が中心となりました。
奴隷貿易(大西洋商業)の覇権は以下のようにかわり、西欧を要にアフリカやカリブ海・北アメリカを結ぶ人と物の貿易連鎖(三角貿易)で「大西洋経済システム」が18世紀までに成立しました。
15世紀後半ポルトガル
⇒16世紀スペイン
⇒17世紀初頭オランダ
⇒18世紀中頃イギリス
この奴隷貿易で西欧は多大な富をうみ、アジアに君臨していたオスマン帝国、サファヴィー朝、ムガル帝国のイスラーム3帝国より優位な立場となり、西欧はアジアとの衝突と交易を交互に繰り返しながら、世界の一体化が進んでいきました。
特にイギリスはインド、清(中国)の三角貿易でさらなる発展をとげていきます。
次回は奴隷貿易が世界に与えた影響として、産業革命について説明したいと思います。
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