ネパール旅行～世界遺産編②～

世界遺産カトマンズ盆地で３つの古都が登録されましたが、今回は①古都カトマンズを紹介します。

　①カドマンズ（古都）
　②パタン（古都）
　③バクタプル（古都）

　ネパール入国し、カトマンズのホテルにチェックイン後、ダンバール広場に向けて散策に行きました。

　スタート地点はタメル・チョークで南下していくと、１０分くらいでストゥーパ(仏塔）が建つタヒティ・チョークに出ます。

　左右の分かれ道があり、インドラ・チョーク（南に向かって右側）に進むと、下写真のカテシンブー・ストゥーパが見れます。ちなみに左側の道を進むとアサン・チョークに行きます。

　ここはスワヤンブナート（世界遺産）を複製して1650年頃に造られたもので、ネパールの仏教徒に信仰を受けています。

【参考】　スワヤンブナートは街の西郊2km、緑に囲まれた丘の頂上にあり、カトマンズ（カトマンドゥ）盆地がまだ湖だったことから、この丘に建ってたという伝説があるネパール最古の仏教寺院です。

上写真カテシンブー・ストゥーパの付近はタルチョ（経文が刷り込まれた布）や仏具を売る店が多いです。

さらにインドラ・チョークに向けて南下していくと、何千枚ものコインが釘打ちされた「コインの木」があります。

コインの木は歯痛を治す神様が祀られていて、この付近は歯科医院が多いです。

拡大写真を見るとコインがくぎ打ちされていることがわかります。

　南下してインドラ・チョークに着くと右側（南西の道）に行くとすぐに目的地のダルバール広場です。逆に左側にいけばアサン・チョークがあり、この間がカトマンズで一番賑やかな庶民バザールです。

　ダルバールとはネパール語で「宮廷」を意味し、マッラ王朝時代にはカトマンズ王国の中心地でした。ここには大小20に及ぶ寺院が建ちならび、独特の雰囲気を醸し出しています。

　以前は誰でも自由に入れたこの広場ですが、外国人は2003年より有料になり、2009年２月からはRS.300（ルピー) に値上げされています。

下写真はダルバール広場を入ると、王様一族の守護神を祀るタレジュ寺院が見えます。

次に目につく建物は下写真のジャガナート寺院です。

　下写真はハヌマン・ドガ（旧王宮）です。ハヌマンはヒンドゥー教の猿の神、ドガが門を意味して、門の脇にハムマン像があることから名づけられました。

下写真はこのダルバール広場の中央になるひときわ高い建物、シヴァ寺院です。

17世紀末、マッラ王朝のバクタプル皇太后によって造られ、この基壇に登ったと、広場を見渡せる絶好ポイントです。

シヴァ寺院の基壇を上がってみました。

下写真はシヴァ寺院の基壇上からみたシヴァ・パールヴァティー寺院です。この寺院は18世紀後半にゴルカ王朝（サハ王朝またはシャハ王朝）のバハドゥル王によって建造。上層の窓から、シヴァ神とパールヴァティー妃が寄り添って、見下ろしています。

下写真もシヴァ・パールヴァティー寺院です。

　下写真はクマリの館の中庭です。クマリは女神クマリの化身として崇拝される少女が住む館です。このた館は1575年、ジャヤプラカーシュ・マッラ王によって建造されたと伝えられています。

　クマリは１日１回、16:30に下写真の中央上の窓からお顔をみせてくれます。その時間以外で見ようと思うと、この館にいるクマリの世話人にお布施を渡すといいです。私はラッキーなことに他のお客様のお布施で偶然、クマリを見れましたが、写真禁止のため、画像はないです。

　クマリには大女神ドゥルガーやネパール王国時代の守護神タレジュ女神、そして密教女神ヴァジラ・デーヴィーが宿るとされています。

　クラリの写真撮影不可のため、ポスターを撮ってきました。

ダルバール広場をでて、チェトラパティ・チョークへの道の途中、「切手になった窓」または「デサイ・マドゥー」（同じものは二つとないの意）とよばれる有名な窓が見られます。

知らないと通り過ぎてしまうような感じですが(^^)

「切手になった窓」の由縁は1978年に発行された切手の図案になったからです。

窓を拡大して撮影してみました。拡大すると綺麗だなって感じです。

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