【高校ラグビー】レジリエンス向上の重要性~桐蔭学園・東福岡~

ラグビー

レジリエンス向上の重要性~桐蔭学園・東福岡高校~

はじめに

次の記事で、春の選抜決勝戦「桐蔭学園vs東福岡」を観て、今回なぜ桐蔭が勝利したのかを分析し、レジリエンスの視点で見立てました。(※レジリエンス:耐久力、再起力、困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力))

どこにもなく詳しく、新しい視点で説明しておりますので、ぜひご覧ください。
【高校ラグビー】春の選抜決勝戦の勝因について

今回は桐蔭学園・東福岡の目標、ラグビーや人生におけるレジリエンスを高めることが大事であることを説明します。

 

レジリエンスの高いチームとは?

レジリエンスの効果は次のとおりです。

・耐久力:試合の流れが悪くなりそうな時、基本プレーが染みついているので、ミスを増やさず、これ以上試合の流れを悪くならないように踏ん張れる

・再起力:試合の流れが悪くなった時、各選手が課題を見つけ、他の選手に共有し、各人が自己修正でき、試合の流れを元に戻せる

・精神的回復力:試合中メンタルが落ち込んでも、各選手は平常の精神状態に戻せる

⇒これらのレジリエンスを高めることで、①個人の力を高め、②困難な状況でも実力を出せる、③実力が出せなくても淡々と基本プレ行うといかなる状況でも反則が少なく、安定した試合運びができる、と思います。

また、まだ高校生ですから、Simple is BEST!
複雑なことでなく、シンプルに基本プレーに徹した方が安定できると思います。

上記から、レジリエンスを重視したローリスク・ローリターンでの試合ができる高校が強いと筆者は結論付けました。

 

野澤さんが言われていますが、シンプルなプレーを精度高くできる選手はいろいろなラグビーに対応しやすい(高校で染みついた戦術の動きがないため)。
こうした人材は大学で1年生からスタメンになるチャンスも高まると思います。

筆者は高校ラグビーに、レジリエンスを重視した練習をどんどん、とりいれてほしいと思っています。
高校生がラグビーを通じて、今後の厳しい社会で生き抜いていくために。。。
ラグビーは社会に役立つ教育として最も適したスポーツの1つです。

 

桐蔭と東福岡の目標とレジリエンスについて

筆者は、東福岡は攻撃と実力では高校No1、桐蔭はレジリエンスで高校No1と実力は高校トップクラスと思います。

 

東福岡は精神的に崩れた時点で高校No1の実力が出せなくなったのです。

 

筆者は東福岡と桐蔭学園の目標とアウトプットは次のように思っております。
両校の目標とアウトプットが逆です。
(両監督はとても素晴らしい教育者と思います。以下の内容は皆さまにわかりやすいように強弱を大きめにしています)

目標とアウトプット
東福岡
 目標:優勝⇒厳しい練習と目標の達成の中で選手の大きな成長がある

桐蔭 目標:生徒の成長(安全も重視)⇒目標達成の中で優勝という結果がついてくる(いい練習をすればいい結果が勝手についてくる)

 

高校ラグビーは大学やリーグワンに比べ、ディフェンス突破と得点が多いため、よりレジリエンスが必要とされると思います。

 

また高校生はこれから大学進学もありますので、チームごとに全然違う戦術よりは、今後の将来に役立つ”レジリエンス”を注目して、練習した方がいい(練習方法の記事⇒レジリエンス向上の練習方法についてと思います。

野澤さんも「桐蔭の選手は大学で適応しやすく、大学側にも喜ばれる」といわれています。

 

一方、大学でラグビーをできる高校生は多くありません。そう考えると戦術よりは、社会で役立つ”精神鍛錬を含めたレジリエンス”の練習が、より望ましいように思います。

 

ただレジリエンスを高めれば優勝できるとか、すごく強くなるわけではありません。

 

レジリエンスは実力を常に出し切れる時間が長くなるとうことです。

 

以下の枠内は筆者の思いです。

◆高校生の涙の奥にあるもの

筆者は高校ラグビーを花園までよく観に行きます。そこで印象的なのは、テレビではあまり放送されていない(途中できられてしまう)高校生の多くの涙や惜しさの表情です。

涙や惜しさの中には
「なぜ負けたんだろう、勝てていたのに・・」、
「本来の力でていたら、負ける相手ではなかったのに・・・」、
「本来の力がでていたらこんな大差にはならなかったのに・・・」、
「いままでこんなラグビーに時間を捧げたのに、なぜこんな終わり方なんだろう・・・」、
「あれほど(もうすぐ卒業する)先輩にお世話になったのに、自分のミスのせいで・・・」
という思いを感じるのです。

そんな時に「レジリエンスを鍛えればもっとみんな輝けるのではないか」と思ったものでした。

また、昨年の花園では佐賀工業が目にとまりました。ベンチからの熱を帯びた応援も良かったですし、その”応援に来てくれた方々”に対し、場外で選手は挨拶会をひらいていました。筆者はその中で監督や選手の話を聞きました。

選手の口惜しさや涙を目の当たりにすると、そこにかけてきた思いや頑張りを想像して、心が揺さぶられました。

それから約一年、自分が何ができるかをずっと考えてきました。

まずはこうした記事を発信していくことが、自分ができることではないかと。

ただ、最初はラグビー経験のない自分がラグビーの話をしたら、批判されるのでは・・・と思い、盛り上がった2019年W杯の時でさえ、勇気が出ず、記事は書くことができませんでした。

しかし、筆者は「今まで旅行、クラシック、山城など記事を書いたスキルがある」、「ラグビーの放送だけでもラグビーをしっかりよく観ている」という気持ちはありました。

こうした思いと、高校生の口惜しさを何か形で、喜びに変えることはできないかという思いが強くなっていきました。さらには他の理由も重なったことで、会社を辞めて発信に注力しようと決意しました(2023年3月にめでたく退職しました!)。

こうして書き始めてから50日が経ちました。ラグビー観戦、山城に行った2日間以外は花見もせず、ラグビー記事をずっと書いています。

偉そうに語ってはいますが、、、、こんな裏側もあるのか~、ということでお許しください💦。これからもラグビーについて、アツ~く独自視点で語っていきますので、これに懲りずによろしくお願いします!

よろしければ、記事一覧をみてください⇒記事一覧

今後はYouTubeでも動画配信をしていきたいと思っています。

 

花園で”正月越え(ベスト16)”するには?

多くの高校は、花園での”正月越え(ベスト16)”を目指しています。

その目標達成には今回触れた「レジリエンス向上(本来の実力をだせる、安定した試合ができる)」を最優先して、実力をあげることです。

 

当然ながら、「レジリエンス向上」させるための時間を作らねばなりません。しかし、練習時間は有限なので、何かの時間を削る必要性があります。

 

何かを得るために何かを捨てる、いわゆる断捨離です!

 

練習内容の見直しも日常生活での断捨離も同じことです。

ラグビーで見直したほうがよい内容(練習時間を削る)として挙げられるのは、攻撃の練習(攻撃の基本プレーを除く)だと筆者は考えます。

その理由については・・・・

別途下記のページで解説しているので、ご覧ください。

 

その理由の詳細⇒パナソニックワイルドナイツの4年間無敗の理由について

練習方法⇒レジリエンス向上の練習方法について

 

今後はラグビーと人生の記事を書きたいと思います。

乞うご期待!

 

桐蔭の基本プレー練習でどのようなことをしているかが次の動画でわかります。
桐蔭の攻撃は場面に応じて選手のイマジネーションで決まっているように思います。東福岡の攻撃は練習通りに動く、桐蔭は場面に応じて選手判断に決まることが多いように思います。
桐蔭時代の青木恵斗(帝京大)、佐藤健次(早稲田大)が見られます。

さらに同様な練習をクボタスピアーズの立川理道選手もしています。
年をとってもさらに実力をあげている立川選手の秘密がわかります!
W杯2015で大活躍した立川選手も基本を大事にしていたんですね!

 

まとめ

①筆者は東福岡と桐蔭学園の目標とアウトプットは次のように思っております。
両校の目標とアウトプットが逆です。

目標とアプトプット
東福岡
 目標:優勝⇒厳しい練習と目標の達成の中で選手の大きな成長がある

桐蔭 目標:生徒の成長(安全も重視)⇒目標達成の中で優勝という結果がついてくる(いい練習をすればいい結果が勝手についてくる)

 

②高校ラグビーは大学やリーグワンに比べ、ディフェンス突破と得点が多いため、試合が崩れないように、よりレジリエンスが必要とされると思います。

また高校生はこれから大学進学もありますので、チームごとに全然違う戦術よりは、今後の将来に役立つ”レジリエンス”を注目して、練習した方がいいと思います。

一方、大学でラグビーをできる高校生は多くありません。そう考えると戦術よりは、社会で役立つ”精神鍛錬を含めたレジリエンス”の練習が、より望ましいように思います。

 

レジリエンスを重視したローリスク・ローリターンでの試合ができる高校が強いと筆者は結論付けました。
多くの高校は、花園での”正月越え(ベスト16)”を目指しています。

その目標達成には「レジリエンス向上(本来の実力をだせる、安定した試合ができる)」を最優先して、実力をあげることです。

 

今後もラグビーや人生について説明していきますので、見逃されないように、読者登録をおすすめします。
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他にもラグビー観戦に役立つ情報があります。⇒ラグビー記事一覧

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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