【ラグビー】予定していたプラン実行!(東芝BLvsパナソニックWK)

ラグビー
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概要

ラグビープレー解説について

毎回1つの名シーンを解説した後、実際のシーンを繰り返し&低速で確認します。これにより、観戦時にはわからなかったチームや個人の魅力、そして奥深さがわかるようになります。これはラグビーの面白さの勘所をつかむ訓練になります。

個人的に意識しているのは、①名シーンの起点や影の立役者に注目すること、②(時間がなく)テレビの解説ではわからなかった、とりあげられなかったポイントを解説する、にこだわっていきたいと思っています!

この記事でわかること

  • ”にわか”の人が楽しめるラグビー観戦ポイントを試合からピックアップ!
  • 観戦時の解説だけではわからない1つの名シーンのポイントを分解して徹底解説!
  • 実況や解説の言葉がわかりはじめる!
  • 実際の観戦で解説者がいなくても、自分だけで試合をより深く知ることができる!
  • すると、ラグビーがわかって、どんどん楽しくなる!

プレー解説(2023.4.21/第16節)

プレー概要

東芝ブレイブルーパス東京(以後、赤または東芝と呼びます)
埼玉パナソニックワイルドナイツ(以後、青またはパナソニック呼びます)

今回の学びは、予定していたプラン実行!です。

◆注目する選手は、次の通りです。

■東芝
赤21番ジャック ・ストラトンはボールを取りだし、赤10番にパス
赤10番トム ・テイラーはディフェンス突破して、赤6番にパス
赤6番徳永 祥尭はボールキャリーして、トライ
赤8番リーチ マイケル

■パナソニック
青19番マーク ・アボット

以下をクリックしてトライまでを確認してみてください。

 

すごいプレー① 攻撃プレーを予測して、ディフェンスをする

青19番マーク ・アボットは赤の攻撃を読み、すぐに移動しています。
これで赤:5人、青:6人で青が数的優位を作っています。

ナイスプレーですね!

 

次のクリック後、すぐに停止・0.5倍再生に変更して、2:58から何度も観て確認してください。

すごいプレー② トム・テイラー 予定していたプランを発動!

今回の赤10番トム ・テイラーディフェンス突破は事前に準備したプランだったと思います。
なぜそう思ったかをこれから説明します。

 

赤10番だけが前にでていて、赤21番ジャック ・ストラトンは赤10番にパスしています。筆者は赤10番が前にでていることが筆者はプラン発動のサインと思っています。

 

赤10番が前にでた時点では赤:5人、青:5人(この後、青19番が移動してきて6人になっています)です。

同数で、赤10番が前にでているのは青にとって不自然と思いませんか?

同数ならオフェンスラインをほぼ直線に整えていますので、青は次のように考えたと思います。

青は赤10番は前進して、タックルされたら、(赤の攻撃サイドに数的優位ではないので)中央側に(右にいる8番)にパスして、ボールキャリーがうまいリーチ(ボーリキャリー数がリーグワン1位)がアタックしてくる。

 

下写真からわかるように、赤10番は赤8番リーチにパスしようとしていますね!

 

しかし、これはパスフェイクで赤10番は青を出し抜いて、ディフェンス突破しました。
赤10番は不自然に前にでて、リーチをおとりにして、青をうまくだませたと思いませんか?

 

筆者はこの不自然さとパスフェイクでディフェンス突破したので、赤10番が前に出た時点で、このパスフェイクからのディフェンス突破プランを発動し、赤21番に赤10番に素晴らしいパスをしています。

すごいプレー③ パスフェイク・ディフェンス突破プラン実行

パスフェイク・ディフェンス突破プランは次のとおりです。
赤21番ジャック ・ストラトンは赤10番のプラン発動を理解し、赤10番にパスフェイクをしやすいように素晴らしいパス
赤10番トム ・テイラーはリーチへのパスフェイクをして(青をだまして)ディフェンス突破

 

次のクリック後、すぐに停止・0.5倍再生に変更して、2:59から何度も観て確認してください。

すごいプレー④ オフロードパス

赤10番トム ・テイラーはディフェンス突破して、タックルされますが、赤6番に見事なオフロードパス(タックルを受けながら味方にボールを繋ぐパス)をしています。
ム・テイラーはオフロードパス数はリーグワン1位で今回のように攻撃に大貢献している選手です!

 

次のクリック後、すぐに停止・0.5倍再生に変更して、3:02から何度も観て確認してください。

すごいプレー⑤ 攻撃サポート&ボールキャッチ

赤6番徳永 祥尭は赤10番のパスを予測して移動し、スピードをあまり落とさず、ボールをキャッチし、トライしています。
もし、スピードを落としてボールキャッチしていたら、青にタックルされ、トライできていなかったです。

 

次のクリック後、すぐに停止・0.5倍再生に変更して、3:04から何度も観て確認してください。

 

観戦ポイントと最後のまとめ

今回のシーンは次のファインプレーがありました。

■パナソニック
青19番マーク ・アボット:攻撃を読み、ディフェンスの数的優位をつくる

 

■東芝
赤21番ジャック ・ストラトン:赤10番のプラン発動を理解し、赤10番にパスフェイクをしやすいように素晴らしい:パス
赤10番トム ・テイラー:リーチへのパスフェイクをして(青をだまして)ディフェンス突破
赤6番徳永 祥尭は赤10番のパスを予測して移動し、スピードをあまり落とさず、ボールをキャッチし、トライ

まとめると次の通りです。
◆攻撃
常に数的優位を作るようにすすめていくか、数的優位がない場合、相手をかく乱させるプランを実行してディフェンス突破をする。
攻撃サポートは迅速にボールをもらいやすい場所に移動し、ボールキャッチの際、スピードを落とさないようにする。

 

◆ディフェンス

基本は攻撃側と人数を合わせる。攻撃側に強いボールキャリヤーがいる場合は数的優位(ダブルタックルなど)をつくる。

 

今後もプレー解説・観戦ポイントを紹介していきますので、お見逃しなく!読者登録いただければ、新規記事がメールで通知されるので、オススメです。

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今回、名プレーの解説をいたしましたが、皆さん、いかがだったでしょうか。
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過去、スカパ-より安い”J SPORTSオンデマンド”に契約変更しました。しかし、オンデマンドでは、もう一度シーンを確認しようとすると30秒バックしかできず、巻き戻しもできないため、プレーを確認しながらの観戦はタイムロスが多いです。
ラグビーをよく理解するには、リプレーが必須ですので、スカパーでの観戦をおすすめします
また、二人で観るなら、PCでの観戦は疲れてしまうので、TVの方が楽しめると思います。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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