今日はヘレン・ケラーです。
ヘレン・ケラーは、よくご存知のように、アメリカの教育家・社会福祉事業家で、自らも障害を背負いながらも、世界各地を歴訪し、身体障害者の教育・福祉に尽くした方です。
次に4つの名言を紹介します。
① 悲しみと苦痛は、やがて「人の為に尽くす心」という美しい花を咲かせる土壌になるのです。
優しい心を持ち、耐え抜く事を学ぶのです。
強い心で生きる為に、出来る限りの努力をすれば、いつかは楽しい満ち足りた生活を送れる日がやって来るのです。
(コメント)
ヘレン・ケラーは悲しみと苦痛があっても、奉仕、貢献、忍耐、勇気を忘れず、行動すれば楽しい満ち足りた生活を送れる日がやって来ると言っていると思います。
多くの偉人に共通することは奉仕・貢献をすることが最重視されており、そのためには忍耐、犠牲、勇気が必要といってるように思います。
②たいせつなのはどれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです。
③自分の欠点を直視し認めることです。
ただし欠点に振り回されてはいけません。
(コメント)
人は自分の欠点を指摘されると言い訳したり、相手を非難したりしがちです。
しかし、その問題に向き合わない限り、根本的に改善には向かわないように思います。
また、欠点ばかりを考えてると、自分は価値のない人間だ、いままで何をしてきたのかなどの絶望感などマイナス面もあります。
上記の名言はその欠点で自分を卑下してはいけないと言っていると思います。
そこは前向きに、自分の欠点が見つかったのでよかった、自分改善のネタができた、また自己成長できるなど、というような思考回路に変えることが重要だと思います。
相手からの同じ言葉でも、考え方ひとつでよくもなれば、悪くにもなる・・・
やはりこころの持ちようがどれほど大切かがわかります。
④個性は安らぎや静けさの中で生まれるものではありません。
試練や苦しみを経験することでのみ、魂が鍛えられ、洞察力が研ぎ澄まされ、野心が鼓舞され、成功が手に入るのです。
(コメント)
人は試練や苦しみに弱く、断念することが多いです。
そこに耐えられるかどうかがその人の運命が決まることも考えられます。
ベンジャミン・フランクリン(政治家・科学者、米100ドル紙幣の肖像画、勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会活動への参加という18世紀における近代的人間像を象徴する人物)は次のようなことをいっています。
「天才とはとりもなおさず、人より優れた忍耐をする能力である。」
また、ニーチェは次のようなことを言っています。
「生きる理由をもつ者は、どのような状況をも耐え抜く。」
皆さんも自分の目標を決め、忍耐してみる訓練をしてみることも能力アップとしていいかもしれません。
●身近な目標例
・禁煙日をつくる
・禁酒日をつくる
・ノーギャンブル
・ダイエット(月に1kg)
・毎日、ウォーキングする(1つ駅を遠くの駅で乗り降りする)
・エレベーターを使わない
などです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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