名言15　ウェイン・W・ダイアー

今日はウェイン・W・ダイアーの名言を３つ紹介します。

　彼はアメリカの著述家、心理学博士、世界中で3500万部の『自分のための人生』の著者で、自己啓発作家の大御所的な存在です。

①悲しい気分の時に一番ふさわしいのは、それは何かを学ぶことだよ。学ぶこと、それだけが唯一駄目になることを知らぬものなのだ。

（コメント）
　やはり悲しい時には落ち込み、何もしたくない、時間が解決してくれる、他の人に慰めてもらいその人に依存するなどの場面がよく見られると思います。

　

　しかし、問題を放置していてもまた同じような悲しい出来事が再発すると思います。

　

　悲しい時、辛い時にこそ、そこから何を学ぶことが必要とだと言っています。

　

　学ぶことの１つとして、自分を見つめなおし、何が自分に問題があるのかを考えることがあると思います。

　

　悲しい・辛い現実を人や社会などのせいにしてては何も変わらないからです。主体的に自分が変わり、自分の周りの環境を変えていく（自分が変われば自然と環境が変わっていきます）ことが重要だと思います。

②“ほんとうの自由”とは他人に振りまわされない芯の強さである。
　

（コメント）
　周りの人のする行動、発言で悲しくなったり、不快に思ったり、落ち込んだりすることは多いと思います。よく考えると、それは他人に振り回されてるとは考えられないでしょうか。

　
　では、芯の強さとはなんでしょうか？

　私は芯の強さとは心（魂）の強さ、柔軟性であり、それは苦労、悲痛などの逆境の中、鍛えられると思います。

　したがって、苦労や悲痛から逃げ、問題解決を放置すると、些細な事で大騒ぎしたり、周りの人に迷惑をかけたりと様々な苦悩が発生します。

　

　さらに、その苦悩から逃れる、和らげるために、他人（慰めてもらうなど）や物や遊びの依存が増え、さらなる多くの問題が発生します。

　

　これこそ、悪魔のサイクルといえるかもしれないです。
　

　ほんとうの自由は、苦労や悲痛に立ち向かい、問題解決、克服していく中で、勝ち取っていくものかもしれません。

③要するに、あなたは誰か、何かがあなたを不幸にしていると思っているけれど、それは正しくない。あなたが、あなたを不幸にしているんだ。

（コメント）
　自分はあの人に騙されて不幸になったとか、その人を恨んだり、その人のせいにしたりすることがあるかもしれません。

　でも、その不幸になったのは、過去からの積み重ね（原因解決の放置）で、今の環境を築いたことを自覚することが重要ではないでしょうか。

　他人も悪いかもしれませんが、自分が１００％悪くないケースはほとんどないように思います。

　

　自分の直すべきところを認めることが不幸を脱出する一歩のように思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。