この夏休みはケニア7大国立公園&保護区を11日間で周遊しました。
今まで、アンボセリ国立公園、ナイバシャ湖、マサイマラ国立保護区、ナクル湖、ケニア国立公園を紹介し、今回は6つ目の「スィートウォーター動物保護区」についてです。
残りはアバーディア国立公園のみです。
スィートウォーター私設動物保護区の特色は次のとおりです。
①ケニア山と動物が一緒に見れる
②クロサイとチンパンジーの保護区がある
クロサイには餌付けや触れたりできます。(ツアーとか人の多いときはなくなるかも)
③日本のツアーで一番多いケニア三大サファリ(マサイマラ・アンボセリ・ナクル)で見れない動物(赤道の北にしかみれない)が見れる。
例:アミメキリン、グレービーシマウマなど
④ナイロビの有力者と企業の私有地。
今回はクロサイの保護区とチンパンジーの保護区を紹介させていただきます。
まずはクロサイの保護区です。
ここは盲目のクロサイ、「バラカ」と名づけられています。「天の恵み」(神の恵み)という意味で、盲目のため、神の恵みがありますように・・・と名づけられたのでしょうか。
以前、ここには「モラニ」と名づけられた孤児のクロサイがいました。
モラニは密猟者に母親が殺され、孤児になっているときにここに預けられました。
「モラニは?」とスタッフに聞くと、数年前に亡くなったとのことでした。
盲目のバラカです。
餌付けをしました。
餌付けして、ふれあいもできました
クロサイの特徴のとがった口です。前回の記事のシロサイの特徴は覚えられていますか?
【復習】
実際、クロサイとシロサイの「見分け方」は次の通りです。
■体の大きさ
・シロサイの方がクロサイよりひとまわり大きい。
■角での見分け方
・クロサイよりシロサイの角の方が体に対して大きい。
■口での見分け方
・シロサイは地面に生えている草を食べ、それを食べやすいように幅広い口。
・クロサイは長い草、低木の木の葉を食べ、尖った口でついばむように食べる。
■性格
・クロサイはかなり臆病です。
次はチンパンジーの保護区です。
次の方はイギリス人チンパンジー研究家「ジェーン・グドール女史」です。
彼女がこのチンパンジー保護区の設立の中心メンバーです。
グドール女史はブリンジ共和国で、チンパンジー研究家として活躍していましたが、ブリンジでの民族戦争による内戦の余波でジェーン・グドール研究所が運営できなくなりました。
そこで、彼女の恩師(アフリカでの研究を後押し)であり、人類の起源の研究家「ルイス・リッキー博士」はナイロビの自然博物館の館長の尽力によって、この地にブリンジのチンパンジーを移送することができました。
彼女は一匹一匹に名前をつけ、個々のチンパンジーを詳しく観察することで、チンパンジー研究が一段と進化させた功績を持ちます。
保護区にはいる前にあった説明文です。
このチンパンジーだけは二本足立ちがうまいとのことです。お見事
かわいいしぐさですね
チンパンジーをブルンジからケニアへの移送時に使用した入れ物です。
次回は樹上サファリで有名な「アバーディア国立公園」を紹介いたします。
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