イスラエル旅行 ヤッフォ観光

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今回はヤッフォの観光を紹介させていただきます。

 

ヤッフォは歴史のある港で、紀元前10世紀のダビデ王時代にはヤッフォに荷揚げされた輸入品がエルサレムに運ばれ、ソロモン王時代ではエルサレムの神殿建築で使われたレバノン杉もヤッフォから荷揚げされました。

また聖書でも登場し、ヤッフォの皮なめし職人シモンの客であったペテロを、ローマ軍コルネリウスの死者が訪ねた(使徒言行録10章)とされています。

 

今日はなんと安息日です。

 

皆さん、安息日をご存知でしょうか。

 

安息日(複数あるが「あんそくび」が一般的)は最初の預言者・信仰の父「アブラハム」の宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)において、何もしてはならない日と定められた日です。

 

旧約聖書の『創世記』で啓典の神が天地創造の7日目に休息を取ったことに由来し、週の7日目と定められており、土曜日にあたります。
(バビロニアの七曜制からきたものとする説もあります)

 

旧約聖書の1日は、基本的に日没で区切るので、「土曜日」は金曜日の日没から土曜日の日没までの間をいいます。

 

ユダヤ教では、安息日は聖なる日であり、戒律としていかなる労働も行わないことを求められます。

 

労働の例として、ガスコンロで火をつけたり、エレベーターのボタンを押すこともNGで、厳格なユダヤ教徒のために安息日(シャバット)用コンロやエレベーターが存在します。

シャバット用コンロはタイマー式で昼や夜になるとタイマーでONになるようになっていて自動で温めが可能で、事前調理とタイマーセットをしておく必要があります。

 

シャバット用エレベーターは、現地のホテルで体験しましたが、スタッフ用エレベーターがあるようにシャバット専用に設置され、安息日には、各階に止まり、自動的にドア開閉しています。
試しにシャバット用エレベーターを使ったのですが、乗るだけでも各階止まるので時間がかかり、たどり着くまでとっても時間がかかりましたので、途中下車して階段で降りましたゲッソリ

 

イスラエルでは今でも安息日は役所・警察・公共機関でも適用されていまして、安息日は警察官は休みで、国境の入国・出国審査は閉鎖、バス・電車は運休と現代であるとは驚きですびっくり

おそるべしイスラエルガーン

 

ただ軍隊は安息日でも一部機能しているようです。以前、中東戦争で、安息日に突然、イスラエルは戦争を仕掛けられ、軍隊がお休みのため大痛手があったからです。

 

一方、キリスト教では、安息日は緩やかで、安息日である日曜日に教会に集まって礼拝をするのが一般的です。

 

さて、これからが写真による紹介です。

曇りで、海はかなり荒れてました。地元の人も散歩がてら見物しています。

 

テルアビブの高層ビル群。飛行場も近くにあり、上空には飛行機が飛んでます。

 

ヤッフォの中心にあるケドゥミーム広場からみた願いの橋と聖ペテロ教会です。

 

願いの橋です。この橋はヤッフォに住むアーティストが造ったもので、ここは「この橋を渡るものは、星座のサインを触りながら海のほうをみると願い事がかなう」といわれています。

橋上部の棒に星座が掘られています。

 

私の星座の「蟹」がありました。

 

 

ケドゥミーム広場にいたネコちゃん猫

 

広場の近くには上で説明しました皮なめしシモンの家です。ここにペテロもいました。

 

シモンの家の裏手の様子です。

 

シモンの家から広場に向かう階段です。

 

階段をあがったところに聖ペテロ教会があります。

 

ヤッフォ観光のハイライト聖ペテロ教会です。

ペテロは、ユダヤ教徒イエスの復活からキリスト教を立ち上げ、布教させた大功労者です。

しかし、過去のブログ鶏鳴教会で説明しましたように、ペテロはイエスを裏切り、あとでとても後悔をして、イエスの教えをひろげることを決心し、このヤッフォから伝道の旅にでました。

その伝道によって、ペテロは初代ローマ教皇となりました。

ペテロの国外布教の出発地を記念してこの聖ペテロ教会が建てられました。

 

聖ペテロ教会の入口です。

祭壇です。

 

祭壇の下にはベツレヘムでイエスが誕生様子が見られます。

 

『マタイによる福音書』2:1-13の「占星術の学者たちが東の方から来た」という場面です。

よく「東方の三博士」(三賢人)とかいわれていますが、聖書は書かれていないです。

ここでは博士は一人しかいないですね。

 

海が荒れてたので下まで降りてみました。堤防で眺めている地元の方もおられますね。

 

天候が少し変わりましたが、波のしぶきを狙ったショット。

て、左に見える岩は「アンドロメダの岩」といわれています。

ギリシャ神話で最も偉大な英雄のひとり「ベルセウス」はこの岩に美しい乙女が縛り付けられているのを発見ポーン

この乙女はエチオピア王ケーベウスの娘「アンドロメダ」で、彼は彼女を助け、妻にしました。

なぜ縛り付けられたかといいますと、彼女の母が、「海の神ネーレウスの娘より、うちの娘の方が美しい」と自慢したため、ネーレウスは怒ってアンドロメダをこの岩に縛り付けました。

 

次回はテルアビブの紹介をさせていただきます。

 

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