【兵庫県】山城巡りおすすめプラン①~南東部~

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今回は、山城+観光+温泉からおすすめコースを紹介いたします。
第5弾は兵庫県南東部(2日間)の旅行プランです。

①黒井城:続100名城、②篠山城:100名城、③八上城、④滝山城、⑤平井山ノ上付城、⑥三木城

1日目
JR黒井駅8:45着→黒井城(ゆるやかコース)→春日住民センター(続100名城スタンプ)→JR黒井駅10:31発→JR篠山口駅11:10駅着→笹山口駅バス11:13発→篠山営業所11:38着(終点)→(途中)ローソン篠山上下店11:50着昼食購入→八上城登山口(春日神社※)12:40着→八上城→徒歩49分(途中;河原町妻入商屋群)→篠山城(大書院館:100名城スタンプ)→二階町バス15:29発→篠山口駅15:52着→JR篠山口駅16:08発→三田駅・有馬口駅経由→有馬温泉駅17:22着→前沢酒店(お酒好きな方)→有馬温泉 角の坊
※Googleマップ八上城址では違う位置でした。

2日目
有馬温泉観光(御所泉源→温泉寺→太閤の湯殿館→念仏寺→極楽寺→極楽泉源→炭酸泉源→妬泉源→天神泉源→有馬泉源)→有馬温泉太閤橋バス9:25発(要予約、空きがあれば予約なしで乗車可能)→新神戸駅前10:04着→滝山城→ヤセ尾根→みはらし展望台→雄滝→夫婦滝→鼓ヶ滝→雌滝→布引の滝→砂子橋→新神戸駅前バス12:45発(西脇営業所行)→吉田13:20着→竹中半兵衛の墓平井山ノ上付城跡竹中半兵衛の陣→湯の山街道→三木市立みき歴史資料館(16:30まで館)→三木城二の丸跡本丸→三木上の丸駅

1日目
JR黒井駅8:45着→黒井城(ゆるやかコース)

黒井駅から黒井城に向かう途中にある興禅寺
明智光秀の重臣斉藤利三が城主となり、娘のお福(春日局)がここで生まれ3歳までいた出生地です。

興禅寺は黒井城の下館跡。ここで政務を行い、合戦のとき黒井山城にたてこもりました。

黒井城の詳細はコチラから⇒【黒井城】明智光秀を撤退させた堅城

→春日住民センター(続100名城スタンプ)→JR黒井駅10:31発→JR篠山口駅11:10駅着→笹山口駅バス11:13発→篠山営業所11:38着(終点)→(途中)ローソン篠山上下店11:50着昼食購入→八上城登山口(春日神社)12:40着

お城の途中にあった案内板
ルートは春日神社⇒八上城⇒東福寺(藤木坂コース)

八上城(やかみじょう)の全貌 美しい山ですラブ

お城の近くに茶屋跡がありました。

春日神社から登城口から藤木坂コースで下山します。

途中の景色もいいです。

西尾根曲輪郡
八上城は曲輪がみやすいです。

広い曲輪がみやすいびっくり

本丸の石垣

藤木坂コースをおります。

下山しました。

八上城→徒歩49分(途中;河原町妻入商屋群)→篠山城(大書院館:100名城スタンプ)

下山してすぐ、古風な家が数軒ありました。

篠山城までの徒歩移動で聞き自然歩道があります。

河原町妻入商家郡を通ります。

600mも続いていますので、八上城から篠山城の移動中も楽しめます爆  笑

能楽資料館。能が好きで入館したいのですが、お休みでした。

100名城・篠山城の堀です。

石垣も立派です。
なぜ立派な石垣にできたんでしょうか。
これは大坂に豊臣秀頼がいたからです。
大坂や京都から山陽や山陰に通じる交通の要衝で、徳川家康が天下普請により、総奉行が池田輝政、縄張は築城の名手の藤堂高虎で築城が進められました。
豊臣秀頼に対する山陽の対策は明石城、姫路城、岡山城ですので、立派なお城になりますねウインク

姫路城、岡山城は天守閣がありましたが、篠山城は天守閣なし(大書院館)で、戦いのための専門のお城となります。

平成12年に再建された大書院館(100名城スタンプがあります)にはいりました。興味のあることがかかれたパネルが多かったです。

兜と鎧の復元がたくさんありました。

八上城の模型です。

映画「参勤交代」、「信長のシェフ」「影武者 徳川家康」などのロケで使われた部屋です。

筆者パネルがよかったのですが、こちらがここのメインのようでした。

篠山城→二階町バス15:29発→篠山口駅15:52着

 

JR篠山口駅16:08発→三田駅・有馬口駅経由→有馬温泉駅17:22着→まえさわ酒店(お酒好きな方)→有馬温泉 角の坊

 

西日本の横綱の有馬温泉。東は草津温泉。

温泉好きな筆者は、実はこの有馬温泉をメインにして山城めぐりを構成してみました。

伊香保温泉風の色あいと塩分が多い温泉で、ザ温泉といえると思います。

角の坊は加水なしのお宿。1人宿泊可です。

有馬温泉で数百軒あると思いますが、加水なしは5軒もないようです。

理由は宿が多いので、湯量の割りたては少ないので、大きな湯船をもつ宿は加水が必須となります。角の坊は大きい湯船がありますが、それは温泉でなく、2~4名ほどの小さな温泉湯船でした。逆にそれくらいではないと加水なしにできないのかと実感しましたニコニコ

 

まえさわ酒店⇒https://navihyogo.com/078-903-0025/

2日目
有馬温泉観光(御所泉源→温泉寺→太閤の湯殿館→念仏寺→極楽寺→極楽泉源→炭酸泉源→妬泉源→天神泉源→有馬泉源)

御所泉源→温泉寺

温泉寺

→太閤の湯殿館

太閤の湯殿館 秀吉のプライベート湯舟で、昔の温泉は立ってはいってたようですが、秀吉は今のスタンダードの座るようにつくったことがこの発掘で判明しました。

———————————-
【戦国時代の温泉の豆知識】
1.豊臣秀吉
有馬温泉を活躍した武将の褒美として有馬温泉に招いたといわれています。
この褒美の数は多くないので、かなり大きな褒美だったようです。
ちなみに接待された人は次の方々です。
豊臣秀次、千利休、小早川隆景、前田利家、織田信雄、柴田勝家、羽柴秀長、石田三成、  今井宗久、蒲生氏郷、細川幽斉、黒田如水 など
2.蒲生氏郷
お風呂でもてなしたという逸話があります。
蒲生氏郷は褒美として、お風呂の火加減を蒲生氏郷自身がして、部下は殿様から「湯加減はどうじゃ?」と聞かれたらびっくりと同時に涙が出てきますね。
これは部下の中で有名になり、「蒲生風呂」とよばれ、褒美としてすごく人気があったとのことです。
3.武田信玄
山梨県「下部温泉」「川浦温泉」、長野県「渋温泉」「大塩温泉」、静岡県「梅田温泉」など、兵が効率良く回復できるよう、各地に隠し湯を置きました。

また隠し湯の近くには金銀鉱脈や硫黄(火薬の原料)があることが多く、隠し湯エリアは湯治や軍事的な目的があり、超重要地域となりました。

一般も利用する温泉は、日本一の名湯「草津温泉」(群馬県)も信玄は手にいれました。

4.徳川家康
熱海温泉の発展のはじまりは徳川家康です。
1604年3月、家康は義直、頼宣の2人の子供を連れて7日間熱海に行き、お気に入りになりました。

1604年9月、京都で病気療養中の吉川広家(周防・山口県)の見舞いとして熱海のお湯を運ばせました。当時は秀吉によって有馬温泉が日本一でしたが、あえて遠い熱海の湯を送ったことが話題となりました。

5.徳川歴代将軍
家康の始めた「温泉宅配」は「御汲湯(おくみゆ)」として歴代将軍に継承され、 4代将軍家綱の時、大湯の温泉を真新しい檜の湯樽に汲み、それを頑強な男数人に担がせ江戸城まで運ばせるようになりました。
群馬県・草津温泉の「御汲湯」は8代将軍吉宗になってからです。倹約といっていましたが・・・贅沢な・・・

秀吉がはいったとされる湯舟です。

→念仏寺


→極楽寺

→極楽泉源→炭酸泉源→妬泉源→天神泉源→有馬泉源

 

有馬温泉太閤橋バス9:25発(要予約:空きがあれば予約なしで乗車可能※筆者のときはバス4名)→新神戸駅前10:04着→滝山城

滝山城は登山中の守りが強いです!
ルートをはずれ、防御性を確認しましたが、かなり険しくかったです。

奥がハーブ園です。

ヤセ尾根(急坂)→猿のかずら橋

みはらし展望台→雄滝

→夫婦滝→鼓ヶ滝→雌滝→布引の滝→砂子橋

新神戸駅前バス12:45発(西脇営業所行)2022年2月1日~
このバス停の場所はわかりづらいです。
ANAホテルに向かい途中の階段を降りるとバス停があります。
駅前でないのでご注意ください。

→吉田13:20着→竹中半兵衛の墓平井山ノ上付城跡

バスを降りて、お城までとても景色がよかったですラブ

好きな軍師”竹中半兵衛”の墓です。
病気の身でこの地に来て、三木城攻略中になくなりました。

三木合戦のためにつくられた山城ですが、曲輪や土塁がたくさんあり、立派でした!

秀吉本陣の近くの丘に半兵衛の陣があります。

竹中半兵衛の陣→湯の山街道→三木市立みき歴史資料館(16:30まで館

平井山から池のほうに行くと突き当たりこの看板があります。半兵衛の陣は小高い丘にあり、遺構はほとんどありませんでした。

この山城周辺はのどかで景色もよかったです。

永久橋

永久橋をわたると湯の山街道があり、楽しみながら、三木城まで歩いていけます。

二の丸跡

二の丸の端にみき歴史資料館があります。
16:30までに入館17:00閉館 三木合戦の映像や古文書があります。

 

となりが堀光美術館です。

三木城本丸→三木上の丸駅

三木城の本丸の線路側に地上に降りる階段をおりるとこの看板がありました。

三木上の丸駅の近くの線路です。景色がいいのでここにもよってみてみださい。
川の水が少なかったので、石つたいでわたってみました。
するとびっくり、川面に雲が映ってラブ

 

以上、すべてオリジナルで作成しました。

徒歩ならではの観光を取り入れ、徒歩が苦痛にならないように考えてみました。

以上、すべてオリジナルで作成しました。

皆さん、いかがだったでしょうか。

以下もご覧ください。

■山城情報の記事はコチラから⇒山城 記事一覧(はぎーのランキング集)

■本ブロ全体の目次はコチラから⇒”道を、極める”記事一覧

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. にっさん より:

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    実体験に基づいた山城巡りプラン、たいへん参考になります!
    現地・現場に赴いて感じるなにかって確かにありますよね。
    私なんぞまだまだヘッポコですがまだ見ぬ各地の山城行った気分で妄想を巡らせております(^^)」

  2. にっさん より:

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    実体験に基づいた山城巡りプラン、たいへん参考になります!
    現地・現場に赴いて感じるなにかって確かにありますよね。
    私なんぞまだまだヘッポコですがまだ見ぬ各地の山城行った気分で妄想を巡らせております(^^)」

  3. にっさん より:

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    実体験に基づいた山城巡りプラン、たいへん参考になります!
    現地・現場に赴いて感じるなにかって確かにありますよね。
    私なんぞまだまだヘッポコですがまだ見ぬ各地の山城行った気分で妄想を巡らせております(^^)」

  4. SECRET: 0
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    >にっさんさん
    コメントありがとうございます。
    ご参考になるとのことで嬉しいです。
    公共交通機関でどれくらいかかるか、どんなルートがあるか、長い移動で楽しめる観光を伝えることを考えています。
    旅行でプラン作成は得意ですが、交通機関の頻度が少ないので事前にプラン作成がたいへんですが、今後もがんばって新規作成いたします。
    今後ともよろしくお願いします。

  5. SECRET: 0
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    >にっさんさん
    コメントありがとうございます。
    ご参考になるとのことで嬉しいです。
    公共交通機関でどれくらいかかるか、どんなルートがあるか、長い移動で楽しめる観光を伝えることを考えています。
    旅行でプラン作成は得意ですが、交通機関の頻度が少ないので事前にプラン作成がたいへんですが、今後もがんばって新規作成いたします。
    今後ともよろしくお願いします。

  6. SECRET: 0
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    >にっさんさん
    コメントありがとうございます。
    ご参考になるとのことで嬉しいです。
    公共交通機関でどれくらいかかるか、どんなルートがあるか、長い移動で楽しめる観光を伝えることを考えています。
    旅行でプラン作成は得意ですが、交通機関の頻度が少ないので事前にプラン作成がたいへんですが、今後もがんばって新規作成いたします。
    今後ともよろしくお願いします。