今回はシルバーウィークのカナダオーロラ鑑賞の経験から、秋のオーロラ鑑賞について考えたいと思います。
オーロラ鑑賞って、冬と思いますよね?
今回は、秋に行ってどうかな?って思いつつ、オーロラを見に行きました。
結論はオーロラ鑑賞は秋がベストと思います。
では、なぜ秋がベストなんでしょうか?
秋のオーロラ鑑賞のメリットは次のとおりです。
①あまり寒くなく、オーロラ鑑賞に集中できる。
冬は-20~30℃以下と寒いため、秋のオーロラ鑑賞はそのような寒い思いがなく、ゆったりと鑑賞できますね。
9月のシルバーウィークに3日間鑑賞したのですが、最低気温は-5℃や4℃で、防寒対策をしていればあまり寒くないと思います。
②オーロラのブレイクアップの鑑賞確率が高い。
ブレイクアップとはオーロラ爆発とも言われ、オーロラがない状況からオーロラが突如として一気に広がる現象で、防寒対策をしていればあまり寒くないので、ブレイクアップをゆっくり待っていることができます。
ブレイクアップは突然、オーロラがどっと湧き出す不思議な光景と驚きがありますので、是非、みたいところです!
私は外にいる時間を多くとれましたので、何度もブレイクアップを見ることができました!
③カメラ電池の使用時間が長く、電池の予備数が少なくてすむ。
(理由)
電池の基本は化学反応で電気エネルギーに変換して出力しますが、温度が下がることで、化学反応が進まなくなり、電気エネルギーに変換されなくなり、電池の使用時間が短くなります。
④カメラの結露防止の機会を少なくできる。
寒い屋外から屋内にカメラを持ち込むとレンズやカメラ内部に結露が生じるので、屋内には持ち込まないほうがいいと思います。
しかし、冬にカメラを屋外に置きっぱなしにするとカメラの液晶などが壊れたり、電池が使用できなくなります(理由は上記③の通り)
秋の屋外はあまり寒くないので、カメラを外に置きっぱなしにできます。
置きっぱなしは盗難にご注意ですが、現地旅行会社が専用のオーロラの観測場をもっているとツアメンバーのみですので、盗難リスクは少ないと思います。
また、屋外に置きっぱなしにする際はエアー(プチプチ)やフリースなどで覆っておくといいと思います。
《豆知識》
カメラ内部の結露防止策
・屋内は湿度が高いため、カメラを密閉した袋(ジップロック)にいれて屋内にはいる。
でも、寒い外で手袋をぬいでそんなことをするのは面倒ですよね。
・外でカメラをカイロなどで温めておく。でもカイロもたくさんいるし、面倒ですね。
⑤風が弱ければ湖に映ったオーロラ(逆さオーロラ)を撮影できる。
冬だと湖は凍結しているため、湖にオーロラは映りません。
8月中旬~9月に鑑賞予定でしたら、旅行会社に逆さオーロラが見られる場所でのオーロラ鑑賞が可能かを確認されるのもいいかと思います。
⑥オーロラ鑑賞以外の観光が楽しめる。
秋ですと黄葉がとてもきれいで、トレッキングや乗馬がおすすめです。
また、カナダですとカヌーイスト憧れのユーコン川でカヌー体験ができます。
今回はホワイトホースでは黄葉の中のトレッキングや乗馬を楽しみました!
⑦8月の夏でもオーロラは見えます(場所によって異なりますので、詳細は旅行会社にお問い合わせください)が、秋のほうが夜の時間が長く、空が澄んでいますのでおすすめです。
秋のオーロラ鑑賞のデメリットは次のとおりです。
①冬に比べ、夜の時間が短いため、鑑賞時間が少ないので、オーロラの確率がさがります。
ただ、カナダのホワイトホース、イエローナイフの8月中旬~9月で3日間あれば、オーロラがみれる確率は95%といわれてますので、寒さに弱い方には9月の鑑賞がおすすめです。
また、冬でも場所により、年末年始などで天候が荒れることなどありますので、事前に旅行会社にお問い合わせされたほうがいいかと思います。
②秋には雪はまだないため、雪景色とオーロラとの撮影ができない。
③犬ぞりやウィンタースポーツが楽しめない。
秋では雪なしで犬のトレーニングとして犬ぞりを体験できるツアーがあったりします。
知り合いが冬に犬ぞりを体験したのですが、耳と鼻がもげそうなくらい寒かったとのことでした。
■つづきの記事は次からみてください。
http://ameblo.jp/la-luna-sarah/entry-12098905384.html
http://ameblo.jp/la-luna-sarah/entry-11076468738.html
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