今後、ポーランドの首都ワルシャワについてシリーズで紹介します。
今回はワルシャワの最大の観光となる「世界遺産ワルシャワ歴史地区」とその周辺について紹介します。
これから旧市街に向かいます。
ワルシャワでは乗り捨てできる自転車置き場があり、自転車での移動は便利になっています。
この通りがメインストリート「新世界通り」です。
コペルニクス像です。ポーランドのスーパースター
聖十字架教会です。
教会内部です。
祭壇です。
この教会はショパンの心臓が柱の下に埋められてることが有名です。
ショパンの遺言により、死後、心臓だけをお姉さんが祖国に持って帰ったのです。
この聖十字架教会にはお願い事がかなうとプレートを貼っていくコーナーがあります。
中央上の銀プレートが特に有名で、奇跡的に生還したアポロ13号の宇宙飛行士のプレートがあります。
1721年当時の風景です。
18世紀の街並みの絵と一緒に撮影してみました。
街並みはとても綺麗です
ヴィジトキ教会です。
ワルシャワ大学の北側に隣接し、18世紀に建てられた後期バロック様式の教会です。
ショパンがこの教会の日曜ミサでオルガニストをしていたといわれています。
ル・ロイヤル・メリディアン・ブリストルでヨーロッパ有数の高級ホテルです。
建築家マルコーニの設計の1899~1901年に建てられたネオルネッサンス様式のホテル。
ドゴール仏大統領、ジョン・F・ケネディ米大統領、ピカソなどの有名人がゲストとして宿泊しています。
ポーランド大統領官邸です。
もともとは貴族ラジヴィラ家の館で、1765年に館の一部が劇場として解放され、ポーランドのオペラ初公演、ショパンの初ピアノ演奏会が開催されました。
今日(2016年5月3日)はポーランドの休日。
旧王宮前の王宮広場で、憲法記念日のイベントが開催されてました。
5月3日はポーランドの休日で、日本も憲法記念日でお休みですね。
なんとポーランドも日本と同じ憲法記念日です。
ポーランド・リトアニア共和国が1791年5月3日に議会(セイム)で採択されたことから5月3日憲法(ごがつみっかけんぽう)といわれています。
5月3日憲法はポーランドにただならぬ強い思いがあります。
その5月3日憲法の特徴は次のとおりです。
①近代的な成文国民憲法としてヨーロッパ初であり、世界でも米国憲法に次ぐ2番目のものとして知られています。
②第6章から第8章にわたり、議会(立法)・国王(行政)・裁判所(司法)の「三権分立」の原則および「法の支配」を明示され、国王には立法権がない。
③行政は国王でなく、議会の代表者(首相)が取り仕切る「国王の評議会」が実施(現在の内閣に相当)
④実質上の国軍の最高司令官は首相(名目上は国王)で、戦争は行政の一環であると認識され、先進的かつ完成度の高い民主憲法。
⑤憲法の目的はポーランドの独特の伝統である「貴族共和制」における政治的欠点を取り除き、比較的平等主義かつ民主主義な立憲君主制で取って代えること。
⑥貴族(シュラフタ)と市民を政治的に平等と定め、農奴制の周辺国には危険的な思想と判断されました。
このように公共の福祉に相当する思想を強く押し出した憲法で既得権を失うため、大貴族の一部が敵国ロシアとタルゴヴィツァ連盟を結成し、ロシア軍を共和国内に呼び込みました。
敗戦の結果、2回目のポーランド分割が行われ、領土の一部をロシア帝国とプロイセンに奪われ、1795年の3回目のポーランド分割によってポーランドは消滅しました。
復活するまでの123年間、5月3日憲法は民主主義によるポーランドの主権回復闘争を導くかがり火となりました。
イグナツィ・ポトツキとフーゴ・コウォンタイの共著によると、「5月3日憲法は亡くなった母国の最後の遺言」と書かれています。
このように5月3日憲法によってポーランドがなくなり、その憲法の思いから100年以上にわたる主権回復闘争があったということで、5月3日は特別な日です。
ワルシャワの建物にある時計はとてもおしゃれです
これも時計です
ワルシャワは第二次世界大戦で荒廃しましたが、ワルシャワを愛する市民は「ひびの一本にいたるまで」といわれるほど街を復元しました。
ワルシャワはかわいい陶器が多く売られています。
陶器ショップです。
ポーランドは世界的なめのうの産出地です。
憲法記念日イベントはずっと何時間も行われています。
ポーランドはアイスクリームがとても人気があり、よく行列ができています。
バルバカンです。旧市街の北にある半円筒型の砦。パロック様式で。牢獄、火薬庫として使われてました。
下写真もバルバカンです。
バルバカンを北上し、新市街広場の方に向かっています。
振り返ると先ほどのバルバカンが見えます。
新市街広場に着きました。
このような感じのところで、食事やカフェができます。
アイスクリーム屋さんです。
とても人気があって長蛇の列です。
旧市街広場です。
旧市街広場には300年以上の歴史のあるレストラン「ウ・フキエラ」など高級レストランが多いです。
洗礼者ヨハネ大聖堂の内部です。14世紀に建てられたワルシャワ最古の教会。歴代王の戴冠式や憲法宣言式など歴史的行事が執り行われて、ポーランドを象徴する教会。
教会内部です。
教会にはイグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860年11月18日 – 1941年6月29日)の像がありました。
パデレフスキはポーランドのピアニスト・作曲家・政治家・外交官である。第1次世界大戦後に発足したポーランド第二共和国の第3代首相。
パデレフスキの演奏をライブで聴いた初めての日本人は「荒城の月」の瀧廉太郎です。
王宮広場です。イベントも終わって、広々してます。
王宮広場です中央にはジグムント3世の碑が建っています。
ジクムント3世は1596年にポーランドの首都をクラクフからワルシャワに遷都した王です。
旧王宮に入場しました。以下、旧王宮の写真です。
旧王宮にはたくさんの小学生が見学に来てました。
■ポーランドの記事一覧は次から見れます。
http://ameblo.jp/la-luna-sarah/entry-12158382130.html
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コメント
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ポーランドにいったことがないので行った事がないので、あなたのブログを読んでいろいろ分かりました。5月3日が日本と同じ憲法記念日など、初めて知り勉強になりました。素敵なブログでありがとう。当然お礼も兼ねて、クリックしときましたよ。
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ポーランドにいったことがないので行った事がないので、あなたのブログを読んでいろいろ分かりました。5月3日が日本と同じ憲法記念日など、初めて知り勉強になりました。素敵なブログでありがとう。当然お礼も兼ねて、クリックしときましたよ。
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>りさグランマさん
コメント、ありがとうございます。
このようなご感想をいただけ、ブログ更新の意欲もわいてきます。
今後ともよろしくお願いします。
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>りさグランマさん
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