今回はエルサレムのシオンの丘周辺の観光について紹介させていただきます。
シオンの丘(シオンの山)のシオンはダビデの時代以前からあった地名です。
「シオン」という言葉が最初に聖書で使われているのは第二サムエル5章7節です。
「ダビデはシオンの要害を攻め取った。これが、ダビデの町である。」
と書かれ、シオンとはもともとエブス人の要塞があった地名でした。
ダビデがシオンを攻め取った後に、シオンはダビデの町と呼ばれ、エルサレムの発祥の地といわれています。
現在はダビデ王の墓、最後の晩餐の部屋などがあり、その周辺に鶏鳴教会があります。
まずは最後の晩餐の部屋の紹介です。
「最後の晩餐の部屋」はイエスが処刑される前夜に食事をしたところです。
当時はレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の机・椅子は当時なく、間違っています。
当時の建物はなく、十字軍が建てたもので、ここは場所的な価値ですね。
つぎにタビデ王の墓です。
ダビデ王の石棺はビロード布に覆われています。
ダビデ王の墓の前で勉強されてます。
ダビデの石棺にいくにはシナゴーグ(ユダヤ教の教会)を通ります。
観光客がたくさんくるので、邪魔ですよね。
次は鶏鳴教会です。
鶏鳴教会は司祭カヤバの屋敷跡で、ゲッセマネで捕らえられたイエスがここの地下牢に連行され、夜を明かした場所です。
教会前の像です。
ここはイエスが処刑と決まり、弟子ペテロが自分の罪を及ぶのを恐れ、イエスの予言した通り、鶏が鳴く前に三度、「イエスのことを知らない」と嘘をついた場所です。
そのため、この教会は鶏鳴教会と名づけられています。
三度も嘘をついたことはペテロの心に深く刻み込まれ、真の悔い改めへと導びかれていきます。
「イエスが復活した」と聞いたときは真っ先に駆けつけ、弟子たちのリーダーとして布教しました。
この嘘の予言と実現がなければ、ユダヤ教から独立して、キリスト教が広がっていないかもしれないです。
鶏鳴教会から、ダビデの町やヒンノムの谷が見渡せます。
教会から見下ろすと石段があり、ゲッセマネで捕らえられたイエスはこの階段を通って、司祭カヤパ邸(カイアファ邸)に連行されました。
その連行の様子が教会の壁に掛けられています。エルサレムはほんと歴史を感じる場所ですね!
教会の入口に彫刻が施されています。これは、イエスが最後の晩餐で、「あなた(ペテロ)は鶏が鳴く前に三度、私(イエス)を知らないと嘘をつく」と予言され、ペテロが驚き、疑っている場面です。
教会を入るとイエスが連行された地下牢があります。
ここでイエスは縄で天井から吊らされ、鞭を打たれたとされています。
地下牢の上にある穴でここから縄が垂らされていたとされています。
地下牢から1階にあがりました。
教会の祭壇です。
天井には見事なステンドグラスがあります。
他にもステンドレスがあります。
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