今回は、予想よりかなり良かった松根城(石川県と富山県の県境)で、一般的な登場口ルートより、いいルートがありましたので紹介します。
1584年小牧・長久手の戦いで、徳川家康方の越中の佐々成政と、羽柴秀吉方の加賀の前田利家との間で軍事的な緊張状態が発生し、松根城と切山城が加越国境の最前線になりました。
松根城では、佐々軍の前線として大規模な改修が行われ、加賀と越中を結ぶ小原越に大堀切で寸断するなど防御力を高めました。
松根城は土塁が高く、堀は深く、遺構がしっかり残り、想像をかなり超えるとてもいい山城でした
まず登城口までの2つのルートについて紹介します。
石川県側:一般的なルートで、ナビで「チェリーゴルフクラブ」を目指し、入場ゲート手前を左折し、すぐに駐車場があります。ここはトイレもあり公園化されています。
さらに、駐車場からすぐに本丸に行けます。(山城好きな方には残念ですね)
富山県側:下写真の富山県から石川県に向かうトンネル前で左折します。あとは道なり1.4km進みます。すると車が2.3台、置けそうな場所(看板なし)があり、そばに登城口があります。
筆者はメジャーではない富山県側からの攻城をおすすめします。
理由は全然、整備されておらず、山城の縄張りの側を通りますのでワクワクします。
整備されていない1.4kmの道は整備されておらず、マイナーなため、雪シーズンは雪が多いです。筆者は訪れた3月中旬でも、積雪の中、歩きました。さらに雪で登城口がわからず、しばらく迷いました
わかりづらいですが、松根城の看板があります。みなさん、気づかれました?
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